幻の山形天保そば保存会のサイトです。よぐきてけだナッス。

準備万端山形・惣右ェ門を出発すも。

　今年こそ「そばを届けよう」と、厨房道具に蕎麦を打つための道具や、漬け物、果物などを積み込み、三台の車に分乗して出発しました。

　月山を越えて、酒田北港に着いたのが八時半頃。チャーターしていた「佐藤屋」さんが待っていてくれました。さっそく、必要な荷物を積み込み出発しました。天候は曇で、風もほとんどない状態でした。これなら渡れると心はずみました。

　が、港を出て外海に出たとたんに大きなうねりに襲われました。これまでも荒れた海を渡ったことはありますが、今回のうねりは別物でした。船長さんは、問題が起る前に帰港するとの判断。

　陸に戻って、会員一同がっかり、張りきって出発してきただけに気が抜けてしまいました。帰りの車の中で、何とか渡ってそばを賞味してもらううまい方法はないもんだろうかとの話になりました。